第3回 World&I

「We are veterinary colleagues in Asia!」

ご協賛

  【日本ヒルズ・コルゲート株式会社】様

  【公益財団法人三菱UFJ国際財団】様

 

概要

主催 :日本獣医学生協会(JAVS) MIK委員会

実施日:2013818() 12002100

会場:北海道大学学術交流会館第3会議室

参加者:日本人獣医学生 24名  インドネシア獣医学生 6

講師:蒔田浩平先生(酪農学園大学獣医疫学研究室准教授、ILRI獣医疫学者)

目的:獣医学生が海外で働くことを考えるきっかけを提供する

目標:①異文化発見 ②異文化が関わる獣医学問題への理解を深める

使用言語:英語

Group Exchangeプログラムで来日中のインドネシア学生も参加されたため、プログラムは全て英語で行われました。

 

 

蒔田浩平先生

蒔田先生は、青年海外協力隊員としてネパールで活動した経験があり、さらにはケニアの国際家畜研究所(ILRI)でポスドク勤務した経験もあります。また、2010年からは酪農学園大学准教授を務める傍らILRI獣医疫学者を兼務し、 国内外の幅広い重要課題に取り組んでいらっしゃいます。

 

アイスブレイク

MIK委員会のスタッフによるアイスブレイクを行いました。

参加者は6グループに分かれ、インドネシアの地図を見ながら、日本人学生がインドネシアの名所・名物についてインドネシア学生に質問していきます。

より多くの名所・名物を引き出せたチームが優勝となり、ヒルズ様より提供頂いた賞品をプレゼントしました。ゲームは大変盛り上がり、短時間で参加者同士の距離をぐっと縮めることができました。

 

Work Shop

Role play game: We are veterinary colleagues in Asia

Work Shopではロールプレイゲームを行いました。このゲームでは仮想の村を想定し、参加者それぞれにある役割が与えられます。村で起きた獣医学的問題に対して、各々が持っている情報・知識を利用して話し合いを進め、解決策をねっていきます。

内容は高度なものでしたが、参加者は皆意欲的に発言し、解決策を練っていました。最後の発表では各々のグループで特色ある発想が見られとても興味深いものとなりました。

 

講演会:One World One Health

直前のワークショップの内容を踏まえ、蒔田先生に「One World One Health」をテーマに講演会を行って頂きました。

One World One Healthの基本的な考え方や概念から始まり、先生ご自身の実体験、異文化が関係する獣医学問題を話して頂きました。特に異文化が関係する獣医学問題は、先ほどのWorkShopの経験から得られた活き活きとした実感が理解の手助けになったようです。参加者皆真剣に聞き入り、会場に良い一体感が生まれていました。

 

懇親会

 懇親会はもんじゃ焼き・お好み焼きの店で行いました。参加者の多くが参加してくださり、蒔田先生も出席してくださいました。インドネシアの学生たちにとっては初めての料理でしたが、作る工程・味とともに好評で安心しました。懇親会も大変盛り上がり、異文化の違いはあれど同じ獣医学生であることを実感したひと時でした。

 

 

謝辞

今回のイベントで「日本ヒルズ・コルゲート株式会社」様、「公益財団法人三菱UFJ国際財団」様を始め、ご講演いただいた「蒔田浩平先生」、参加してくださった参加者の皆様に心より感謝申し上げます。今回の反省を基により質の高いイベントを作り上げ、多くの獣医学生が海外で働くきっかけを作り続けていきたいと存じます。今後とも私たちの活動を応援して頂ければ幸いです。ありがとうございました。